2004,01.04
●6世代目となるアメリカンマッスル「シボレー・コルベットC6」デビュー●
−基本はワールドカーテイストを盛り込んだ先代C5の構想を承継−
世界レベルでは、我らがトヨタを筆頭とする数多の競合メーカーの追従を許さず、圧倒的優位に立つGM。けれども肝心のお膝元米国では、Fシリーズを配する宿敵フォードがRVマーケットで善戦。ブランド人気という面では、今日でも互いに激しいデットヒートを繰り返している。
そんな中、同社は2005年型となる新型シボレー・コルベットC6を、2004年1月開催のデトロイト・北米国際自動車ショーで初公開する。気になるこの2005年型コルベット。車体全域を完全に新設計したブランニューモデルというふれこみ。ちなみに先代C6のデキは日本国内でも比較的好評だった。
実際、かつてのアメ車特有のマイナートラブルは今となっては昔話。ゴリゴリしたパワーフィールは幾らか減じたが、その走りは欧州スポーツカーとまさに互角。ある意味、欧州車を仮想好敵手として設定していた、初代モデルC1と同じ設計コンセプトとなった訳だ。
いわば先祖帰りしたといって良い。で新たなC6、こっちの生産開始は今年第3四半期からの予定。西海岸一帯ではこれがなきゃどーにもならないコンバーチブルモデルも、年内には登場する運びだ。
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